人気キャンピングカー 「キャブコン」の特徴を徹底解説!おすすめ車種4選

キャンピングカーのレンタルショップに行くと、さまざまな種類のキャンピングカーがあり、目移りしてしまうほど。

車種を選ぶときにまず知っておきたいのが、「バンコン」「キャブコン」「バスコン」という区分です。この3つの違いを知っておくと、キャンピングカー選びがぐっと効率的になります。

この記事では、キャンピングカーの「キャブコン」についてご紹介していきます。

 

キャブコンってどんなもの?その特徴とは

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前述したとおり、キャンピングカーには、バンコン、キャブコン、バスコンの3種類があります。

そのなかでも「キャブコン」とは、「キャブオーバータイプ」の小型トラックを改装して居室をつけ、キャンピングカー仕様にした、国産のキャンピングカーのことを指します。ビジュアルも内装も、「キャンピングカー」と言って誰もがイメージするタイプと言うと、わかりやすいでしょうか。ビジュアル・機能ともに、まるで車に家がプラスされたような雰囲気です。

キャンピングカーのキャブコンの魅力は、大きく分けて3つあります。それは、「居室(車内)の広さ」「自在に変更できるレイアウト」「断熱性能が優秀」。

まず、居室の広さ。車内で食事や寝泊まりをすることを目的とした車なので、車内が広々しているのは重要なポイントです。天井が四角くできており、大人であっても車内で立って歩くことが可能です。

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次に、レイアウトを自在に変更できること。普通車とは異なり、家具の配置などをある程度自由に配置できます。これが、車内で快適に過ごすための大きなポイントとなります。

最後に、断熱性能が優秀であること。設計の際に断熱を考慮されており、冬場の旅も安心。これは、普通車やバンコンとは大きく違うポイントです。

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いっぽう、あえてキャブコンのデメリットを挙げるとするなら、次の3つ。

・価格が高い

・乗り心地はあまりよくない

・運転性能がイマイチなものも

まず、何と言っても気になるのが、価格が高いことでしょう。ゆったりした車体をつくるためにはコストがかかるので、結果として費用は高くなってしまいます。キャブコンに乗りたいけどどうしても手が出ないという方は、キャンピングカーをレンタルするときにキャブコンにチャレンジしてみるのがおすすめです。

次に、乗り心地です。ベースがトラックなので、乗り心地を最優先につくられているわけではありません。試乗して相性を確かめてみるのがいいでしょう。また、バンコンより車体が大きいものがメインなので、運転しやすいかどうかもきちんとチェックするようにしてください。