なので、片道のみの利用もできるため、旅行や引越しなどで利用する人もいます。
料金は【基本料金+ガソリン代(満タン返し)】をベースとして、オプションでキャンプ道具やチャイルドシートなどのレンタルサービスを受けることも可能です。
◆カーシェアリング
専用の会員証を使って、駐車場のゲート開閉や車へ乗り込みなど各自で行います。
基本的には店舗はなく無人の場合がほとんどです。
月額料金とは別にその都度使用料を支払うシステムですが、ガソリンを満タンにする必要はありません。
10分・15分単位の短い時間でも利用可能で、必ず借りた場所に返す必要があるために片道利用は原則できません。
キャンピングカーシェアのメリットとは?
個人間シェアはレンタカー登録(わナンバー登録)がなく始められることが1番のメリットだと思います。
レンタカー事業をやろうとするとまず運輸局にレンタカー事業の申請を行い、許可を取得する必要があります。
もちろん申請には約款などの手続きや費用や、移動時間などが必要となります。
煩雑な手続きを省いてローコストでスタートできるのは、初めて自分でビジネスをやる人には向いていると思います。
個人間のカーシェアリングを仲介するサービスに自分の車を登録することで、レンタカーの希望者からオーナーであるあなたにオファーが届きます。
カーシェアリングをはじめる手順
- カーシェアリング仲介サービスに貸し手として会員登録をして、貸し出す自動車を登録する。
- 貸し出し価格や条件を決めて、貸し出す自動車を出品します。
- 車を借りたい人からリクエストが来るまで待ちます。
- リクエストが来て、条件が合う場合は取引が成立します。
- 借り手と車の受け渡し方法や貸し出し時間などを決めます。
- 借り手と決めた場所にて、車を貸し出します。
- 後日、カーシェアリング代が入金されます。
申し込みから実際の利用・返却まで、レンタカーとカーシェアリングではどのような違いがあるのでしょう?
カーシェアリングを利用する際の流れをご紹介しながら、その仕組みについて見てゆくことにしましょう。
カーシェアリングって儲かるの?
このカーシェアリングの醍醐味は、「車がお金を稼いでくれる」ようになることです。
カーシェアのサイトを見ているといくつかキャンピングカーが登録されています。
ハイエースをベースとしたバンコンが多く登録されていました。
今回はバンコンを元にシュミレーションしてみましょう!
バンコン車両代 400万
400万フルローン 金利2% 返済期間7年
月の返済額 51070円/月
設定するレンタル料:平日 13000円(24H)/ 休日 15000円 (24H)
25%稼働 1週間稼働
カーシェアサイト利用手数料 10%
保険料 1万/月
駐車場代 1万/月
諸経費(税金、清掃道具などの経費) 10万円/年
月の売上
13000円×5日+15000円×2日=95000円
年の売上
95000円×12ヶ月=114万円
月のキャッシュフロー
売上95000円–手数料9500円—返済額51070円—保険料10000円—駐車場代10000円=14430円
年間のキャッシュフロー
14430円×12ヶ月—諸経費10万=73160円
年間7万3160円
なんと7万円!!
残りを自分で使ってしまえばキャンピングカーがタダで買えたと思えば良いかも。
7年後に100万円で売れれば100万円儲かることに!!!
本当に稼働率は25%になるかどうかは「場所」と「人気の車両か?」で違ってくるようです。もし始めるときは自己責任でやりましょう。
貸出、清掃なども、自分で全てやると想定して人件費は省いています。
カーシェアの副業で収入を増やす方法
カーシェアリングで収入を増やすためには、貸し出し回数を増やすことと、貸出単価を上げる事です。
その為には、
- 人気が高い車種を用意する
- 車の紹介文は借り手目線を意識して書く
- 車の画像で収入を増やす
- 差別化でリピートを増やす
などがポイントとなります。
◆人気が高い車種を用意する
普通車では高級車が人気がありますが、キャンピングカーですと下記の2種類が人気があると思います。
「キャブコン」:大勢でワイワイしたい人向け。
「バンコン 」:2人でゆったりとしたい人向け。
◆車の紹介文は借り手目線を意識して書く
キャンピングカーの特徴や乗り心地などを紹介文として記載すると、借り手にとっても「どんな車なのか」がイメージしやすいです。
実際に乗っているドライバー目線で書くとより興味を持ってもらえると思います。
◆車の画像で収入を増やす
写真は視覚判断の材料となるので、出来るだけ綺麗に撮影しましょう。
◆差別化でリピートを増やす
夏季ならばキャンプ道具、冬季ならばタイヤチェーン・スタッドレスタイヤやFFヒーターなどの装備があると差別化できます。
まとめ
カーシェアリングはキャンピングカー持っているけど、普段からそんなに乗らず維持費がもったいないと悩んでいる人にとっては嬉しい収入だと思います。
借りる側にとってもキャンピングカーを買わず乗りたい時に安く乗れるなど双方にとって嬉しいシステムです。
個人間で借りるので、メンテナンスなどが心配で個人からよりはレンタカーで借りたいと私は思いますが、レンタカーよりも値段は安いのが需要はあると思います。
キャンピングカーを保有しているだけで、毎月7万減っていくなら、シェアビジネスに挑戦するも良いかもですね。
これからやる人は場所、値段、車種、値段と稼働率の計算を間違わないように気をつけましょう。(勝手な個人的な意見です。)