みなさんこんにちは、YouTube【キャンピングカーTV】のTackleです( ´ ▽ ` )!
本日は2019年にキャンピングカー業界に衝撃が走った新たな動きを紹介します!
キャブコンのベース車(シャシー)「カムロード」にニューモデルが誕生!
2019年2月に行われたジャパンキャンピングカーショー。
そこで発表されたのが、カムロードのニュータイプ。
ワイドトレッドダブルタイヤとは?

カムロードのニュータイプが誕生
簡単に説明すると、
- 後ろ側のタイヤの幅が、前輪よりも幅が広くなった
- 両サイド2本ずつのタイヤになった
という改善がされました。

これがワイドトレッドダブルタイヤ
写真はナゴヤキャンピングカーフェアの会場のものです(念の為)。
キャンピングカーのシャーシを見る機会もなかなか無いのでかなりの人が集まっていました。
カムロードはもともと、トヨタのダイナの1.2tがベースとなっていて、
それをキャンピングカー特別仕様にしたものになります。
昨今のキャンピングカーブームにおいて、
安全に乗れるのは至上命題ですからね。
ダブルのワイドで安心のキャンピングカーに

ナッツRV社のブース
キャンピングカーの走行性安定、乗り心地の向上は長年のキャンピングカーの課題でもありました。
1997年に最初のカムロードが誕生してから現在は2代目。
現行モデルは、専用サスペンションの装着に加えリアワイドトレッドも標準装備となっています。
ただそれもシングルタイヤでの話。
今回は、ダブルのワイドです!
何度でも言いましょう。ダブルのワイドです!!
世界のトヨタが日本のキャンピングカー業界のために、わざわざ車を開発・製造してくれるというのは凄い事だと思います。
しかも、それをナッツが独占するわけではないのです。キャンピングカー業界全体の発展のために、業界全体を背負っている意気込みを感じます。
ワイドトレッドダブルタイヤの基本情報

気になるスペックは?
全長(mm) | 4,690 |
全幅(mm) | 1,695 |
全高(mm) | 1,985 |
軸距(mm) | 2,545 |
輪距(mm) | 前輪1,425 後輪1501 |
最小回転半径(m) | 4.8 |
タイヤ | 175/75R15(103/101L LT) ブリヂストンR202 |
排気量(cc) | 2982 |
エンジン | ディーゼルターボ |
最高出力 | 144PS/3400rpm |
こちらがスペック表です。
輪距(りんきょ)の部分に注目!
前輪は1425mmなのに対して、後輪は1501mmとなっています。
ワイドトレッドダブルタイヤのメリット
タイヤのサイズが変更に
タイヤの欄を見ていただくと、185という数字が書いてあります。
これはタイヤのサイズを表しておりまして、
今までナッツRVのキャンピングカーには175というサイズのタイヤが使用されていました。
当然ですが、タイヤのサイズが大きくなると地面との設置面積も増えることになります。
ゴムのグリップ性能も高まり、安定性が増します。
それに伴い、コーナーリングもしやすくなるわけです。
また、ダブルタイヤの採用によって、許容耐荷重が700kgになりました。
キャンピングカーの後部には、家具を積んだりバッテリーを積んだりしますので、
これも嬉しい進化ですね。
デメリットにもしっかり対応
タイヤの幅を広げるデメリットとして、
小回りが利かなくなる