災害が多い今年、キャンピングカーの需要がもっと見直されても良いのでは無いかと思います。
では、キャンピングカーのどんなところが防災用品として役に立つのか?一度見直しておきたい。
キャンピングカーについて知らない人は特に、勉強しておく価値はあると思うので是非一読してみてください。
キャンピングカーが災害時に役に立つ理由

キャンピングカーと言えば「旅」や「道楽」のイメージは強いかもしれませんが、災害時にも役に立つ。
どういった装備がどう言うケースで役に立つのか紹介しようと思います。
貯水できる
災害時には断水の恐れもあります。
しかし、キャンピングカーには水道のタンクが装備されていて、キャブコンクラスであればだいたい20リットル前後のお水を蓄えておくことができます。
いざ断水してしまった時でもしばらく過ごすことができますね。
停電とは関係ない
街全体が停電してしまったとしても、キャンピングカーはサブバッテリーで電気が付けられる。
また、その他の電気が必要な設備
- FFヒーター
- 冷蔵庫
- 水道
も使用することができるので、必要に応じて使えばかなり役に立つシステム。

自家発電も!?
もしもキャンピングカーにソーラーパネルを装備しているなら、それも被災中は活躍するでしょう。
天気が良くなければいけませんが、自分で発電するシステムなので長くキャンピングカーの電気を使うことが可能になります。

自走式の家であること
自走式のお家なので、そのまま移動することもできます。
道路の路面状況が大きく関係はしますが、逆に危険箇所をさけて移動できるので安心感は強い。
学校などの施設の運動場にでも置かせて貰えるのなら飛散物も無く、安全に避難することができますね。

避難所の代わりにキャンピングカーを使うメリット

また、キャンピングカーは避難所としての役割も高い。
避難所に収容できる人数というのは限界があるので、中には避難所にたどり着いたものの入れてもらえず、
別の避難所を探さなくてはならないと言うケースもあるからです。
他にも、避難所での生活よりもキャンピングカーに避難した方が良い場合があります。
避難所にはマナーやルールもある
避難所にはマナーやルールが存在します。
数多くの被災者を収容する必要があるので、スペースの確保が制限されるのはもちろん。
障害のある方や傷者には常に気配りをして、サポートする形になるでしょう。
また、室内ので火気厳禁等のルールもあるので自分のタイミングで調理をすることは困難であります。
それらのマナーやルールというのはもちろん守られるべきではありますが
自分自身被災者で余裕も無くなっているので、ストレスとしてはかなり大きいと思えます。
キャンピングカーは自分の自宅のような物なので自分の好きなタイミングで生活のアクションを起こすことができますね。
ペットが入れない
避難所のルールの1つに、ペット同伴ができないというものがあります。
ペットは別の場所に隔離されてしまうんですね。
仕方がないことなのかもしれませんが、自分の愛犬がこんな状況であるのに別の場所にいると言うのはとても不安だとは思いますし、家族と離れ離れになってしまうペットがかわいそうですよね。
そう言った意味でもキャンピングカーに避難しておけるのは助かると思います。

避難所のパライバシー問題
避難所などの施設は大抵たくさんの人が集まり、雑魚寝をするような環境。
もちろんパーテーションも無いので、そこにはプライバシーが無く本当の意味では落ち着けないというのが現実であります。