キャンピングカーの設備にはFFヒーターやリアクーラーが付いていて、一見エアコンまでは必要ないんじゃないかと思われがちですが、実際のところどうなんでしょう?
キャンピングカーのエアコンの役割
そもそもエアコンの役割についてですが、使い方としては基本的に
キャンピングカーのエアコン
キャンピングカーにはどんなエアコンがつくのか?
リアクーラーとは違う

車のエアコンとはエンジンが付いて初めて使えるカーエアコンが主流ですが、キャンピングカーにもエンジンをつけるとカーエアコンがあり、居住空間に冷気を送れる「リアクーラー」というシステムがあります。
リアクーラーの場合は走行時を想定して取り付けられた簡易的なものなので、そこまでパワーはないものの、あると無いとでは全然違います。
家庭用エアコンがついている?

今回1番お伝えしたいのは、キャンピングカーに家庭用のエアコンが付くということ。
エンジンを切っていても使用はできます。
もちろん家庭用なので、車内程度のスペースには少しオーバーすぎるスペック。めちゃめちゃ涼しくなります。
そして家庭用のエアコンなので室外機も付いてくるんですね。
ビルダーに頼んで、エアコンを付けてもらい室外機もうまい具合に装備してもらいます。

キャンピングカーでエアコンを使う瞬間
ただ、頑張ってエアコンを取り付けるとその恩恵はたくさん?あります。
メインはもちろん夏。真夏の季節はエアコンは大いに助かります。
どんなシーンで役に立つのか紹介していきましょう。
サービスエリアでの休憩
移動中にサービスエリア等で停車させて休憩する瞬間って結構あると思います。
エンジンを付けてリアクーラーで冷たい空気を循環させているうちは暑さもそこまで気にならないですが、
エンジンを切ってしまうと車内は数分でかなり暑くなります。
車内でジッとしてるだけなのに汗がじわじわ出てくるのはもちろん良い気持ちではありません。
そんな時にエアコンが使えるのです。
キャンプ場で過ごす時
昼間のキャンプ場では暑くてタープを張って涼むと思います。
避暑地に行けばそれで随分と涼しいのですが、標高の低い場所であれば物凄く暑いです。
そんな時にキャンピングカーにエアコンが付いていれば、ちょっと涼むこともできるんですね。
贅沢な使い方かもしれませんが、エアコンの恩恵を受けることでキャンプも一段と楽しくなるはず。
夜の就寝時
就寝時に暑いのが1番困りますから、エアコンで涼みましょう。
真夏に低地で就寝しようものなら、寝苦しくて確実にエアコンは欲しくなります。

お家で寝るときもエアコンは欲しいもんね。
同じことだよね。
エアコンを装備するとデメリットもある
ところが、エアコンには気になるデメリットもあります。
車両が重くなる

でも、実際のところはエアコンの取り付ける場所というのは車両の上部になるわけで、それプラス室外機も積むことになりますから、重心は大幅に上に移動します。
すると何が起こるかと言いますと、車両として安定した走行ができなくなるんですね。
運転時にストレスが出てきます。
使用できる状況は限られる
そして最大のデメリットはエアコンを使用できる瞬間はかなり限られるという事。
なぜかと言うとエアコンは大量の電気を食うからですね。
なので基本は外部電源を引っ張って来ないといけませんので、どこでも使える!と言うわけではないんですね。