【初心者必見】グランピングに持っていく持ち物完全リスト

 

グランピングとは

photo by Unsplush

グランピングは、「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語で、ちょっと豪華なキャンプをイメージするとわかりやすいでしょう。キャンプ用品などの準備が不要で、気軽に自然の中でゆったりした気分を味わうことができます。

キャンプの醍醐味は、自然の中で過ごせること。ですがその一方で、暑さや寒さ、雨などの気候によって行動が制限されたり、テントを張ったり食事を用意したりと、大変な準備も必要です。

そんな、キャンプの「ネガティブな部分」を排除し、キャンプの「ポジティブな部分」だけを残してグレードアップさせたのがグランピング。

グランピングなら、テントは常設のものを使うか、ホテルライクな施設に宿泊します。食事も、手ぶらでバーベキューできる施設もあれば、レストランが併設されていることも。キャンプとホテルステイのいいとこ取りのような体験ができるのが、グランピングの醍醐味です。

 

グランピングにはどんな施設がある?

photo by Unsplush

グランピングと一口に言っても、宿泊する施設はさまざま。ここでは、多くのグランピング施設で泊まれる施設(テント、コテージ、キャビン)についてご紹介します。

もちろんグランピング施設によっては、テントだけだったり、これら以外の宿泊施設が用意されているところも。珍しいところでは、可動式の、宙に浮くキャビンに宿泊できる施設もあります。ぜひお好みでグランピング施設を選んでいただければと思います。

テント

キャンプといえば、テント!「キャンプをする」というと、大きくて重いテントを持って行って、時間をかけて組み立てて……。とイメージする方も多いでしょう。

もちろんそれもキャンプの醍醐味ではあるのですが、グランピングでは、もっと気軽にキャンプ気分を味わえます。

多くのグランピング施設では、常設のテントを用意。個人が持っているテントよりもしっかりした素材のものです。中には、おしゃれなインテリアが備え付けられていることも。

テント1枚隔てた外には、自然が広がっています。風の音も聞こえるはずです。

コテージ

常設のテントと同じく、多くのグランピング場には、コテージがあります。コテージとは、小規模な建物のこと。

グランピング場にあるものの多くは、木で作られていて、アウトドア気分を味わえます。家族全員どころか、数家族でシェアできそうな広いコテージもあります。

キャビン

グランピングにおけるキャビンとは、よりこじんまりとした建物を指すことが多いです。こじんまりとした空間に必要な家具などがおさめられており、秘密基地のようなワクワク感を満喫できるはずです。

 

グランピングでレンタルできるものは?

photo by Unsplush

先述したとおり、グランピングは、テントを設営したり、アウトドアグッズを買いそろえたりする必要がないのが大きなメリットです。というのも、多くのグランピング施設では、必要なものはすべて宿泊費用の中に含まれているか、レンタルが可能だから。

たいていのものが借りられるので、準備の手間が減らせるだけでなく、節約にもなります。また子連れの場合、持ち物を減らせて、子どもに目が届きやすくなるのもうれしいですよね。

基本的には、テントや寝袋、マットなどといった寝具、調理器具や食器、調味料などといった食事に関するものは、持参する必要はありません。タオルや歯ブラシなどといった洗面用具も、多くの場合、アメニティとして用意されています。

バーベキューで食べる野菜やお肉などは、「手ぶらバーベキューセット」が用意されていることもあれば、持ち込み制になっていることも。持ち込む場合は、自家用車で行けそうか、グランピング施設のそばで買い出しができるかなどもチェック。希望に合わせて施設を選びましょう。

 

グランピングに最低限必要な持ち物

photo by shutterstock

テントや寝具、洗面用具、食品など、既に必要なものが準備されていたり、レンタルが可能だったりするグランピング施設。一から持ち物を用意する必要がないので、初心者にも安心です。

では、本当に手ぶらで行ってしまっていいのでしょうか?ここでは、グランピングに最低限必要な持ち物についてまとめてみました。

グランピングに必要な持ち物(1)スマートフォンとその充電器

スマートフォンは、どこに行くにも必需品。連絡手段としてはもちろん、カメラの代わりにもなります。友人と行く際は、費用を割る際などに、電卓アプリが活躍!

グランピングに必要な持ち物(2)日焼け止めや帽子

特に陽射しが強い時期に必須の持ち物。お子さんにも忘れずに。

グランピングに必要な持ち物(3)洗面用具

多くのグランピング施設では、洗面用具が用意されていますが、もしなかったときに一番困るのが洗面用具。歯ブラシや洗顔フォーム、化粧水、シャンプー、タオルなど、忘れずに持ち物リストに入れておきましょう。

グランピングに必要な持ち物(4)飲み物や食べ物

グランピング施設によっては、飲み物料金が料金に含まれていることも。それでも、施設に到着するまでに飲む分も含めて、最低限は持参しましょう。

食べ物が料金に含まれていない場合は、忘れずに持参。バーベキューをする場合は、肉や野菜に加えて、魚介類やおにぎりもあるといいですね。

あわせて、バーベキューグッズのレンタルが可能かどうか確認しておきましょう。ごくまれに、炭などを持参しなければならないこともあります。

グランピングに必要な持ち物(5)虫よけスプレー

屋外で行動する際には必須の持ち物です。家族みんなで使える、肌に優しいものを選ぶと、持ち物を減らせますね。

photo by shutterstock

グランピングに必要な持ち物(6)着替えやルームウェア

自然の中でアクティブに行動すると、服が汚れてしまったり、濡れてしまったりすることも。また、汗も普段より多くかくはず。

せっかくのお出かけですから、お気に入りの服を少々多めに準備しておきましょう。特にお子さんがいる際は、ちょっと多すぎるくらいで十分です。

土地によって寒かったり暑かったりするので、事前に気温や天気を調べておきましょう。

グランピングに必要な持ち物(7)雨具

特に標高の高いところでは、天気が変わりやすく、突然雨が降ることも。できれば両手が自由になる雨合羽を、もし持っていなければ傘を持参しましょう。

グランピングに必要な持ち物(8)ビニール袋

何かと便利なビニール袋は、必ず持ち物リストに入れておきましょう。脱いだ服を入れたり、ゴミ袋として使ったりと、活躍してくれるはずです。

グランピングに必要な持ち物(9)絆創膏などの救急グッズ

アウトドアでは、アクティブに動き回るため、ケガをしてしまうことも。絆創膏や消毒液などがあると安心です。

グランピングに必要な持ち物(10)ウエットティッシュ

意外とアメニティに入っていないのが、ウエットティッシュ。食事の前やお手洗いの後、手が汚れてしまったときなどにも重宝する持ち物です。

 

グランピングにあると便利な持ち物

photo by shutterstock

持ち物が少なくてすむグランピングだからこそ、便利グッズを持参すると、滞在時間がぐっと豊かになります。グランピングに行くときにあると便利な持ち物をご紹介します。

グランピングであると便利な持ち物(1)ルームウェア

テントやコテージの中でゆったり過ごせるように、ルームウェアを持って行くのもおすすめです。グランピング施設によっては、部屋の中に用意されていることもありますが、普段通りのリラックスできるものを持って行くといいでしょう。

グランピングであると便利な持ち物(2)レジャーシート

グランピング施設には、イスが用意されていることが多いもの。また多くの時間を、テントやコテージで過ごすことになるので、不要だという人も多いでしょう。

それでも、より自然を感じたいなら、レジャーシートの持参がおすすめ。レジャーシートに寝転んで本を読んだりするのも楽しいですよ。

グランピングであると便利な持ち物(3)クーラーボックス

もし暑い時期なら、クーラーボックスに飲み物やゼリーなどを冷やしておくといいでしょう。ほっと一息つけるはず。

グランピングであると便利な持ち物(4)懐中電灯やランタン

テントからトイレやお風呂、バーベキュー場などまで距離がある場合、懐中電灯やランタンが便利です。特にランタンは、非日常な気分を味わえる、おすすめの持ち物です。

グランピングであると便利な持ち物(5)水着

季節やロケーションによっては、水着は外せません。忘れてしまって海やプールに入れない……なんてことにならないよう、忘れずに持ち物リストに入れておきましょう。

グランピングであると便利な持ち物(6)その他、自由な時間を楽しめるもの

自由な時間をどう使うかは、あなた次第。普段の生活では時間がなくてできないことも、グランピングならゆっくりできるはず。自然の中で本を読んだり、スケッチしたりしてみてはいかがでしょうか。大人数でのグランピングなら、トランプやバドミントンを持って行っても楽しいですし、好きなお菓子やワインを持ち込んで極上のひとときを味わうのもいいですね。

 

持ち物を揃えてグランピングに出かけよう!

グランピングに必要な持ち物や、持って行くと便利なものなどをご紹介しました。

グランピングでは、多くのものが現地でレンタルできます。基本的なグッズを揃えたら、グランピングの時間をより豊かにするようなグッズを考えてみるのもおすすめ。きっと、よりオリジナルな体験ができるはずです!