キャンピングカーにはシンクやトイレが装備されていると思います。
その時に使った水はどこに溜めていて、後処理をどうするかご存知でしょうか?
今回は、排水処理の仕方など、キャンピングカーの種類によっても違うのでご紹介いたいと思います。
汚水を公衆トイレに捨ててもいいの?

結論から言いますと「ダメ」です。
「グレータンク」・「ブラックタンク」の処理は、自宅のトイレ、またはRVパークやキャンプ場などダンプステーションなどで処理をします。
たまに見かけるのが、道の駅や高速道路のSAなどのトイレに流して処理をする方がいます。
公共のトイレに汚水を捨てるのは「マナー違反」なので、絶対にやめましょう!
最近ではガソリンスタンドでも処理をしてくれる所が増えてきていますので、そういった場所をうまく利用してください。
生活排水の「グレータンク」も、その場で垂れ流したり、道路の側溝に流すことはしないように!

排水タンクの種類
グレータンク
キッチンやシャワーなどから出る生活排水は「グレータンク」と呼ばれています。
ブラックタンク
トイレの汚水は「ブラックタンク」と呼ばれています。

汚水の溜め方はボディサイズで違います。
中~大型キャンピングカー

出典:ニートRV
このクラスのキャンピングカーですと、車体が大きのでスペース的にも余裕があるので、一般的に「グレータンク」と「ブラックタンク」は、車体の床下などに装備されています。
トイレは「マリン式トイレ」と呼ばれるタイプが多く、便座は車内に据え付けられています。
排水をするときは、車外の排水口にホースを繋いで、家の下水に流すか、RVパークやキャンプ場などに備えられているダンプステーション(汚水処理施設)に流して処理をします。
タンクは100リッター前後の大容量で、とくにアメリカ製キャンピングカーに多くみられます。

中型キャンピングカー

出典:バンテック
一般的にはキッチンのシンクの下に「グレータンク」は、給水タンクと一緒に収納されていて、そこに排水が溜められます。