しかも、名義変更をしっかりとやらないとクルマを売ったのに自動車税の納付書が売り手側に届いてしまいます。
◆買取業者も買ってくる場合がある
個人売買のサイトで個人のふりをして業者が買っている場合もあります。
そもそも転売目的で個人が勝手いる場合もありますから、安く売ったはずの車が少し高い値段で売られていることもあります。
◆キャンピングカーは更に難しい
キャンピングカーは人気があり需要が高いので中古車でも値段があまり落ちません。
走行距離が10万km超えでも値段がついて販売されています。
それは後部の部屋(居住空間)に価値があるからです。
キャンピングカーは、走らなくなっても牽引してトレーラーハウスとしても価値がありますよね。
キャンピングカーの査定は「車体」・「後部の部屋」・「電気系統」と確認するところが多岐に渡ります。
故障を発見しても、修理する部品や技術も特殊なので問題があります。
よって、一般的なクルマよりも査定は難しいと思います。
車を個人売買する方法は?
売り手が用意するものは?
クルマを個人売買する時に、売り手が用意すべきものは色々とあります。
- 車検証(有効期限内のもの)※
- 印鑑、印鑑証明書(発行日より3カ月以内のもの)
- 譲渡証明書
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証
- 自動車リサイクル券
- 委任状(代理人に頼む場合)
- 自動車(管轄が異なる場合)
買い手が用意するものは?
クルマを個人売買をする場合に、買い手が用意すべきものには色々とあります。
前もって準備しておくもの
- 印鑑、印鑑証明書(発行日より3カ月以内のもの)
- 車庫証明(警察署長の許可が下りた日より40日間以内のもの)
- 委任状(代理人に頼む場合)
陸運局に行って当日準備ができるもの
- 申請書
- 手数料納付書
- 自動車税・自動車税申告書
名義変更の手続き方法は?
名義変更の手続きは売り手と買い手の双方が陸運局に行って手続きします。
しかし、双方の予定が合わない場合は売り手、もしくは買い手のみでも構いませんが、その場合は委任状を書いてもらうようにしましょう。
まず、陸運局に行ったら、窓口で名義変更の申請書、手数料納付書、自動車税・自動車税申告書を受け取り、必要な部分に記入します。
そして、あらかじめ用意していた書類とともに窓口に提出することで名義変更の手続きを行なうことができます。
個人売買の名義変更の手続きにかかる費用は?
手間と時間をかけて自分でやる場合にかかる費用はいくらくらいなのでしょうか?
一般車を例に実際にかかる費用を大まかにまとめてみました。
車庫証明申請手数料:3,000円程度(軽自動車の場合は500円程度)
印鑑証明書の代金:1通あたり400円程度(売り手と買い手各1通の計2通が必要)
移転登録手数料:500円
申請書の用紙費用:100円
ナンバープレート代金(管轄が異なり変更が必要になる場合):1,500~2,000円程度
自動車取得税:譲り受ける自動車の価値による(50万円以下なら非課税)
住民票:500円(必要な場合)
車の名義変更の手続きにかかる費用は、車のナンバープレートの変更が必要でなければ安くて5,000円程度です。
※ 高級車や年式の新しい車を購入する場合は自動車取得税が加算されます。
※ 消費税が上がる前の金額です。最新の金額は陸運局にお問い合わせください。
検査会社、保証会社が出てくるのでは?
個人間売買のデメリットは信用リスクが多い。
逆にリスクをカバーしてくれる会社があれば個人売買のメリットを享受できるはず。
例えば、不動産取引のような。
売り人、買う人は個人だけど取引の間に不動産会社が入り、万が一あった場合は不動産会社が対応してくれます。
取引管理会社ができてくると個人間売買のマーケットが成長してくるかもしれないですね。
まとめ
個人売買では取引きに何が起こっても責任はすべて自分にかかってくることにも気を付けましょう。
実際、悲しいですが個人売買で失敗する人も多くいます。
良い買い手を見つけることができれば大きなメリットとなりますが、トラブルが発生しやすく手続きなど面倒も多いのがクルマの個人売買だということも覚えておきましょう!
売り手も買い手もクルマを見る目が必要です。
もともと車業界でバイヤーをしていた人がやるならいいかもしれないですが、素人の場合は特に厳しいというのが現状ですね。
次の車両で悩んでいる方は、似たようなタイプの車両をレンタルして実際に運転してみましょう!
そうすると、より一層イメージがつくと思いますよ。
campingcar webではレンタルキャンピングカーのマップを作っています!
是非マップからキャンピングカーをレンタルしましょう!