前回はETCの電源コードの取り付け方法をご説明いたしました。
今回はアンテナやETC本体を車両への取り付け方をご説明しようと思います。
取付前の動作確認

アンテナやETC本体を車両に取り付けてから動作不良が発生すると、再度取り外しをする事になり手間がかかってしまうので、必ず取り付け前にETCの電源コードをACC電源(アクセサリー電源)とボディーアースに繋げて動作確認をしてみましょう。
1:車のエンジンをかける。(またはACCをONにする)
・本体の電源が入ります。(電源ランプ点灯)
2:1の状態のままETCカードを挿入する。
・アンテナの確認ランプが点滅後に点灯します。「ピッ」と鳴ります。
3:車のエンジンを切る。(またはACCをOFFにする)
4:ETCカードを取り出す。
この時点で、確認ランプが点灯しなかったり不安定な状態でしたら接続不良や故障の可能性がありますので、再度、検電テスターなどを使って配線ケーブルなどの通電をチェックをしてみてください。
それでも原因が判明できなかった場合は専門業者へご相談してみてください。
アンテナの取り付け

動作確認が終わりましたら、フロントガラスの取り付け面の脱脂しをします。
アンテナの裏に両面テープを貼り付けます。
フロントガラスのバックミラー左右30cm以内、フロントガラス上部から10cm以内に落ちないようにしっかりと取り付けます。
アンテナを付けたら、アンテナコードをルーフライニングとフロントガラス面の隙間に内張り剥がしなどを使って入れ込みます。
次にサイドピラーやインパネの隙間に挟み込んでアンテナケーブルをETC本体の取り付け位置まで引き回します。
ETC本体の取り付け
取説の取付推奨位置
・ダッシュボード下側やセンターコンソール付近の平らな面。
・運転やカードの挿入/取り出しに支障がない位置。
と取り付け説明書には書いてあります。
