日本特種ボディといえば、浴槽のついたキャンピングカーHAYABUSAの製造メーカーとしてご存知の方も多いと思います。
実際にYouTubeキャンピングカーTVの再生回数は驚異の80万回超え!(前後編合わせて)
その日本特種ボディが2020年2月22日(土)、
神奈川県藤沢市にある、いすゞプラザ新型サクラを発表しました。
新型サクラを徹底解剖
新型SAKURAの外観をチェック

新型サクラの外観
こちらが新型サクラの外観です。
日本特種ボディさんのキャブコンの形で特徴的なのが、バンク部分の形だと思います。
多くのキャブコンがおでこのように出っ張ったような作りになっていますが、
こちらのキャンピングカーもベースの車から流れるようなデザインになっています。

四角く存在感のある形に
その他は一般的なキャブコンと同じような外観になっていますが、
四角さが際立っているのも印象的です。
サクラという名前の通り、外観には桜模様のステッカーが貼られています。
こちらの新型サクラの屋根部分にはソーラーパネルが標準で4枚装着されています。
ちなみにオプションで最大6枚までソーラーパネルが設置できるんだそうです。
◆ベース車Be-Campingcarも新型に

ビーカムも新型に
日本特種ボディさんのキャンピングカーの一番の特徴がベース車Be-cam(ビーカム)です。
ビーカムはいすゞがキャンピングカー専用に作ったシャシーになりますが、
今回SAKURAが新型になった背景には、そのベース車のビーカム自体が新たしくなった経緯があります。
日本特種ボディはいすゞと一緒にキャンピングカーのベース車を相談しながら開発を進めています。
ベース車の変更については、特集記事を現在作成中ですのでお待ちください。
運転席部分の変更点としては、ハイキャブになったということで以前よりも少し座る位置が高くなっています。
またそれに伴って、フロントガラスが立ち上がったような形になりました。
運転席部分の空間が広がり、さらに運転しやすくなったそうです。

運転補助機能も充実
キャンピングカーの運転が心配だと思われる方も少なくないと思います。
今回新型ビーカムには運転サポートシステムも充実しています。
フロントにあるこちらのカメラは歩行者の感知、ブレーキ補助を行ってくれます。
他には車線逸脱時に警告音で教えてくれたりします。
普通車に搭載され始めているような機能がいよいよキャンピングカーにも入ってきました。
室内はデザイン性と機能性を両立

室内は間接照明を使って
乗車定員は7名、就寝定員は5名。
室内は間接照明を使い、高級感を演出しています。
天袋部分、テーブルの足元、至る所に配置された間接照明は夜間にも役に立ちます。
また家具にはr(アール)と呼ばれる曲線を採用することによって室内空間をより広く見せたり
おしゃれを演出したりしています。
今までのサクラとの変更点としては、テーブルが油圧式になった点。
今までは脱着式のテーブルでダイネットをベッド展開する時にその片付けなどの問題がありましたが、
今回からはテーブルを下に下げるだけでよくなりました。
シートの背もたれをテーブルの上に敷くだけでベッドが完成します。