キャンプに便利な万能アウトドアナイフおすすめ 33選

キャンプシーンでの食材カットやブッシュクラフトに必要なのが「アウトドアナイフ」。
アウトドアナイフには、種類や刃の素材が豊富。そのため目的に合わせてアイテムを選ぶことがポイントです。

ここでは、アウトドアナイフの種類に合わせて選び方とおすすめの商品をご紹介したいと思います。

※2021年1月24日に追記致しました。

アウトドアナイフの種類

シースナイフ


シースナイフは、一枚の鋼材から作られたナイフ。
大きめのサイズが多く、刃渡りが長くて剛性があるためハードに使える使い勝手の良さが魅力。
折りたたむことができない形状なので、シース(鞘)に収めて持ち運びます。

フォールディングナイフ


フォールディングナイフは、折りたたみ式の形状のナイフ。
携帯性に優れていて、安全に保管できるのが特徴。
シースナイフと比べると頑丈さに欠けますが、食材のカットや細かい木を切るのに十分活用できます。
錆びやすいため、使用後のお手入れは必須です。

ツールナイフ


ツールナイフは、ナイフに限らず缶切りやカッター、ドライバーなど様々なツールが一体化された便利なアイテム。
軽装備を極めたい登山やクライミング、防災用品としても活用できます。
他のナイフと比べて、切れ味や耐久性は低いですが、便利なアイテムをまとめて携帯できる利便性に優れているのが人気の理由です。

登山用とキャンプ用アウトドアナイフの違い

登山向けのアウトドアナイフの特徴

登山向きのアウトドアナイフは、刃の形状が波形でギザギザしているのが特徴。
ロープの切断など、切り裂く作業に便利な刃の形をしています。
折りたたみ式のフォールディングナイフや多機能ツールが備わったツールナイフは、緊急時にも活躍するので登山に最適。

キャンプ向けのアウトドアナイフの特徴

キャンプでは、調理や木材加工、薪割りなど様々な目的でナイフを使う場面が多く見られます。
そこで、キャンプでは細かい作業からハードな作業までこなせるシースナイフが一般的に多く使用されています。
刃が厚く、刃先が少し下がっているのがキャンプ用のナイフとして捉えられます。
調理や薪割りなど、用途によってブレードの素材を変えることもできるので、キャンプには1〜2本持っていくのがマストでしょう。

アウトドアナイフの素材

アウトドアナイフにはそれぞれ異なる素材があり、特性によって使い分けることができます。

ステンレス

ステンレスは、錆びにくく耐久性・耐食性が高いのが特徴です。
木を削る作業や、調理時など、様々な作業で活用することができます。
ハサミや包丁と同じような要領で、研ぎやすく身近に感じやすいのが魅力です。

カーボンスチール

アウトドアナイフの中でも定番なのがカーボンスチール。
優れた切れ味が魅力で、木材加工や薪割りなどもストレスなく簡単に作業することができます。
また、カーボンスチールはステンレスよりも短時間で鋭く研ぐことができるのでメンテナンスも楽チン。
お手入れをしっかりしてあげれば錆びも気になりません。

H-1鋼

「海水に一年間浸しても錆びない」というほど錆びに強い素材がH-1鋼。
釣りやダイビングなど、水辺のアウトドアシーンに活躍すること間違いなし!
釣った魚をその場で捌いて、汚れを水で洗い流すだけで十分なのでメンテナンスも簡単です。

アウトドアナイフの選び方

素材で選ぶ

アウトドアナイフで定番なのが「カーボンスチール」
切れ味が良く、ブッシュクラフトや調理まで幅広く活用することができます。
ただし、水に弱いためお手入れ必須。しっかりとメンテナンスして、研ぐことで切れ味を保つことができます。
「ステンレス製」のナイフは、錆びに強く耐久性、耐腐食性に優れたアイテムで初心者でも簡単にお手入れすることができます。
食材カットから木材削りまで使い勝手も抜群なのが特徴。
他にも、水辺でのアウトドアに最適な、丈夫なH-1鋼の素材や、肉や魚を捌くのに最適な切れ味抜群の青紙鋼などでできたものもあります。
使用目的やシーンに合った素材のものを選ぶのがおすすめです。

安全性の高いものを選ぶ

野外で刃物を扱う場合は、安全性の高いものを選ぶことが大切です。
フォールディングナイフなどの折りたたみ式ナイフには、必ずロック機能がついています。
ロックの方法も様々あり、取り扱いに注意して自分の扱いやすい機能のナイフを選ぶと良いでしょう。
また、グリップ(持ち手)の素材によっても持ちやすさや扱いやすさが変わってきます。
多くのアウトドアナイフのグリップに使われているのが、手に馴染みやすい木製タイプ。他にも、軽くて持ち運び便利なプラスチック製や、滑りにくく安定しやすい重さのあるラバータイプなど。グリップにも様々な素材が使われています。
安全に扱うためにも、自分の手に馴染むアイテムを選ぶようにしましょう。

アウトドアナイフで気を付けること

ブレードの形状

シースナイフのブレードの形状は、「フラットグラインド」、「ホローグラインド」、「コンベックスグラインド」の3種類があります。
ブレードの形状によって切れ味が変わってくるので、ナイフ選びのポイントにもなります。
一般的なブレードの形状は、V字型のフラットグラインドと呼ばれるもので、シャープな切れ味が特徴で耐久性も十分にあります。
ホローグラインドは、刃先に向かって内側にえぐるような形が特徴。
フォールディングナイフによく用いられるタイプの形状で、登山やトレッキング、釣りなど幅広いフィールドで活躍する万能ナイフです。
3種類の中でも一番切れ味が良い形状ですが、刃が薄いため、刃こぼれや欠けに注意する必要があります。
コンベックスグラインドは、鉈や斧などにも採用されるほどの耐久性の高さが特徴。
刃先が外側に膨らむような形状になっていて、厚さがあるので切れ味は他に比べて劣りますが、その分強度が高く、薪割りができるほど引き裂く力が強いのも魅力です。

用途に合わせて使い分ける

アウトドアと言ってもその範囲は広く、キャンプシーンから釣りなど様々なシーンが考えられます。
切れ味や耐久性に特化したナイフは、調理や木材加工などをメインに使うことができます。
反対に、缶切りやドライバーなど細かな作業でも使える多機能ナイフは、器具が揃えられないアウトドアでは1つ持っておくと重宝します。
調理から焚き火などで薪割りをするキャンプでは、使い方が様々なので用途に合ったナイフを1〜2本持っておくと便利です。

ロック機能があるものを選ぶ

ナイフを安全に使うために重要な機能が「ロック機能」
折りたたみ式のナイフにロック機能が必ずついているので、事前に取り扱いを確認するようにしましょう。
グリップの末端部分にロック解除ボタンがついたロックバック式は、ロック解除ボタンを押しながら刃をしまうようにするのがポイント。
他にも、刃の付け根付近にボタンがついているライナーロック式は、柄を握った手でボタンを押してしまわないよう注意が必要です。
それぞれ使用前に必ず使い方を確認してから使用しましょう。

キャンプに最適なおすすめアウトドアナイフ33選

それでは、ここからはキャンプや登山に最適なおすすめのアウトドアナイフ33選をご紹介していきたいと思います。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ①【ヘレ・ナイフ】Helle knife Utvaer

厳しい自然環境に立ち向かえるように作られてきたヘレのナイフは、美しい山やフィヨルドに囲まれた工場で作られています。
グリップは、木製なので手になじみやすく扱いやすいのが特徴。シースのレザーは本革で、キャンプなどのアウトドア使いをワイルドに演出してくれます。木材のハンドルとブレードがマッチしたおしゃれな雰囲気の本体は、見た目はもちろんのこと、木を削ったり食材をカットするのに十分なほどの使い勝手。錆びにくいのでお手入れも楽チンでキャンパーにおすすめのアイテムです。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ②【モーラ・ナイフ】Companion MG (ステンレス)

アウトドアやキャンプに最適な使い勝手の良いステンレススチール製のナイフ。
ブレードの長さが105mmと、木材削りや魚を捌くのにちょうど良く万能に使うことができます。グリップ部分はラバー素材でできているため、安定しやすく扱いやすいのが特徴。ソロキャンプで初めてナイフを使う方、初心者キャンパーにおすすめのアイテムです。切れ味や持ちやすさなども抜群!

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ③【モーラ・ナイフ】Garberg Multi-Mount

丈夫なフルタングモデルのナイフ。
付属品にはマルチに収納できるシースとベルトループがついてるので、リュックのショルダー部分など取り出しやすい場所に配置することができます。耐久性に優れているので、ハードに使っても簡単にお手入れが可能。切れ味が良く強度もあるので、キャンプでの薪割り用としても活躍するアイテムです。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ④【モーラ・ナイフ】Companion Heavy Duty Orange

モーラ・ナイフの中でも人気のあるモデルのナイフ。
丈夫で耐久性に優れたステンレス製でできているため、食材カットはもちろんのこと、木材削りまで多様に使うことができます。シンプルなデザインはアウトドアになじみが良く、キャメルカラーのシースでおしゃれに収納することができます。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ⑤【G・サカイ】ニューサビナイフ3

ブレードにH-1鋼素材を使用した錆びに強いナイフ。
ザイテル素材を使用したグリップは、軽くて丈夫かつ耐腐食性に優れたグリップに。また、ナイロン製のシースは軽量で耐久性とメンテナンス性に優れているのが魅力。シースを丸洗いできるので衛生的にも安心のアイテムです。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ⑥【G・サカイ】アウトドアクッキングナイフ

本格和包丁タイプのナイフ。超硬綱材のステンレスを用いて、ハードな使用に耐えながら長切れするのが特徴。
ハンドルは、伝統的な和包丁に比べて丸く作っていて、船の上などの不安定な場所でもしっかりと握って作業することができます。
リネン布の鞘付きなので保管も安全。

キャンプにおすすめのアウトドアナイフ⑦【コロンビアナイフ】ミラーブレード NO.SA28

天然ウッド材でブレードを挟み込んだ頑丈なフルタング構造のナイフ。
切れ味が鋭く、キャンプでの調理から山歩き、DIYまで幅広く活用することができるアウトドアに最適なアイテム。ブレードは、折れやグラつきに強く頑丈なフルタング構造になっています。