テントはクリーニングに出した方がいい?キャンプ後のテント保管方法

近年、手ぶらでのキャンプや、グランピングが大流行しています。それでも、アウトドア好きの中には、「やっぱりキャンプといえばテント泊!」マイテントが宝物!」という方も多いのではないでしょうか。組み立てや持ち運びに手間がかかるものの、マイテントに泊まると、「キャンプに来た!」という実感が湧きますよね。

そんなキャンプ上級者の方も、テントのお手入れについては、あまりご存じない方もいるのではないでしょうか。大事なテントですから、きちんとお手入れをして、長く使いたいものですよね。

今回は、テントの保管方法やクリーニングについてまとめてみました。

 

自宅でテントを保管するなら


テントやシュラフの保管場所、どうしていますか?やってはいけないのが、「汚れを落とさないまま、袋に入れて放置」「屋外の物置で雨にさらされた状態で放置」。きちんと汚れを落として乾燥させた状態で、室内保管がベストです。

まず気をつけたいのが、湿気。食べこぼしたり、雨で濡れたりしたテントをそのまま収納してしまうと、湿気でカビてしまうことがあります。キャンプが終わったら丁寧に水洗いし、陰干しして乾燥させたうえで収納しましょう。乾燥剤と一緒にしまっておけば安心です。袋に入れておくのではなく、ハンガーなどに吊るしてふんわり感を保てるようにするのがベスト。

 

テントクリーニングをお願いするなら


テントを清潔に保ちたい人のために、クリーニング専門の会社に依頼することもできます。クリーニング専門の会社なら、汚れ落としからカビ防止加工、撥水加工、UV加工から乾燥までをすべてお任せできます。大きなテントからソロキャンプ用のテントまで、お気に入りのテントを任せられるサービスは、キャンパーの間で人気を集めています。

テントクリーニングの流れは、ざっくりと「郵送・持ち込み」「テントの洗濯」「加工」「乾燥」「受け取り」の5ステップ。それぞれについて解説します。

(1)テントの郵送・持ち込み

テントをテントクリーニングのお店に郵送するか、直接店舗に持ちこみます。キャンプの後、汚れたままでOK。一般的な洋服のクリーニングと同様ですね。

(2)洗濯

クリーニング店の職人さんがテントを検品し、専用の洗剤などを使って丁寧に汚れを落とします。

(3)加工

オプションメニューとして、さまざまな加工をしてくれるお店もあります。具体的には。カビ防止のための加工や撥水加工、UV加工など。プロならではの薬剤を使い、カビの発生を防止したり、水をはじいたり、紫外線から肌を守ってくれるための加工をしてくれます。

技術は日々進化していますが、お店によっては取り扱いのないところもあるので注意。追加したいオプションメニューがある場合は、あらかじめお店のWebサイトをチェックしたり、電話などで問い合わせをしたりしておくと安心です。

(4)乾燥

最後の仕上げとして、テントを乾燥させます。お店によって乾燥方法はさまざま異なり、乾燥機を利用しているお店もあれば、自然乾燥してくれる会社も。お急ぎの場合は乾燥機を利用してもらう、そうでない場合は丁寧に自然乾燥してもらうといいでしょう。

(5)受け取り