みなさんこんにちは、キャンピングカーTVのTackleです!
キャンピングカーに興味が出てきて調べ始めると、次第にビルダーさんの特徴についても気になってくると思います。
一見同じに見えるキャンピングカー。
でも作り手によって個性が全然違います。
そしてキャンピングカー選びは高価な買い物になるので妥協はしたくありません。
今回は、数あるキャンピングカービルダーの中でも、間違いなくトップクラスの技術とこだわりを持つ
カトーモーターさんの”仮家具”について特集します!
カトーモーターとは??
ものづくりの街、新潟県燕市に本社を置くキャンピングカービルダー。
特徴は、こだわりの天然木を使った家具の質と断熱。
そして、キャンピングカーの全てを自社一貫で製作しているので信頼性が高い。
今回はそんなカトーモーターさんの“仮家具“を見ていきましょう。
※なお、カトーモーターさんについては以前も特集を組んでおります。
詳しくはそちらをご覧ください。
仮家具?
仮家具とは、キャンピングカーの製作途中で、実際の寸法に合わせて「仮の家具を置いて」お客様に確認してもらう工程
になります。
コストも時間もかかるこの作業。やってくれるビルダーさんは他になくて、実はカトーモーターさんだけなんですね。
世界的に見てもここまで手厚くキャンピングカーを作っているビルダーは他にないんです。
「オーダーいただいたお客様のイメージ通りのキャンピングカーを作るのが私たちの仕事」
と、加藤さんはおっしゃっていました。
「仮家具」をネットで調べると、カトーモーターさんのHPが出てきます。
”仮家具”を実際にやってもらった!
「仮家具とは・・・。」と説明しても少しイメージし辛いかもしれないので
今回特別にカトーモーターさんに実際に仮家具やって頂きました!
もちろん仮家具は購入者限定の工程になります。
今回は特別企画をご用意いただきました!
手順としては
- ラフ画を描く
- 提出する
これだけ。
ラフ画を書く
絵が苦手な僕ですが、それでも大丈夫。
カトーモーターさんから「絵が苦手でも大丈夫ですので!」って言われてホッとしました。笑
カトーモーターさん優しすぎだろ!!
おい!CW犬!流石に失礼だろ!笑
キャンピングカーの知識がなくても「これが欲しい!譲れない!」と思う場所から書いていけば、
自然と自分にとって最高のレイアウトが浮かんできます。
単純に車を上から見た図を書けば良いんです。
不動産とかで見る、お部屋の間取り図みたいな感じですね。
書いて見るとこれマジで楽しい!!!
「世界に一台だけの自分のキャンピングカーが手に入る!」
そんな思いが込み上がってきます。
完成したラフ画を送る
ラフ画はA4のコピー用紙に書いて、事前にFAXで送ります。
ラフ画描くときはやっぱり色々悩んで時間がかかるので、自宅でリラックスして描いてから提出した方がスムーズで良いですよ!
僕が書いたラフ画
どんな図なのか説明します。
ベース車はバンコンで一般的に使われる車種である「ハイエースのスーパーロング」。
僕は撮影も基本1人で移動することが多いので1人用を想定していますが、
撮影を手伝ってもらって2人になる時も想定して、
「1人で贅沢に使いたい!2人でも就寝できるようにしたい!」
そんなレイアウトにしました。
- ゆったり座れるダイニングスペース
- 調理用にキッチン
- 万能に使えるマルチスペース
- 車両後部のダブルベッド
中でもベッドサイズに一番こだわりました。
更に、やっぱりトイレスペースがあると便利だなぁとも思って、マルチスペースも作ってもらうことにしました!
その分、後部座席のスペースは削りました。
食事をする際にダイネットが使えれば良いので、横乗りのシートに2人くらい座れるスペースが欲しい。
マルチスペースの方が大事なので、極論横ノリシートは1人分でもいいかなと思っています。
キッチンはエントランス扉の近くに配置。
扉を開けておけば、調理の際の煙を外に逃がすことができますからね。
因みにこの「車両後部の常設ダブルベッドにマルチスペース」というレイアウト、
キャンピングカーでは、幻のレイアウトとも呼ばれていまして、限られた室内スペースを数センチ単位で計算しなくちゃいけなくて難しいんだそうです。
非常に面倒なレイアウトになりましたが、
「カトーモーターさんならやってくれる!」
そう思ってワガママ書いちゃいました。笑