一見、乱雑に設置している様に見えるけど無駄が無く限られたスペースを利用して収納を 増やし、あーりーさん夫婦が使い勝手が良い配置に作られている。
日頃、この空間でどの様に調理して食事をしているかとか、実生活について説明してくれてました。
天井部には150Wのソーラーパネルが二枚設置されていて、生活に必要な電力を供給している。
メイン・サブの電圧、ソーラーパネルの充電管理などをこの一角で管理してます。
アーリーさんイチオシの滞在時に活躍する手動のジャッキ。
これで固定すれば足回りの負担を軽減出来る他、傾いた地でも高さの調整で水平が保てるから 何をするにも快適。
特に就寝時の水平は快眠に繋がる重要なポイントなので、このアイディアは 素晴らしいですね!
そんな「まいまい号」を制作するにあたってきっかけになったのが、2011年の東日本大震災。
アーリーさんはボランティアに行ったそうなんですよね。
その時泊まれる場所がなかったり、電気がなかったりしたことから、自走式のお家を作ることを決意したんだそうです。
「生活に必要なエネルギーを無駄に消費するのではなく、限られたエネルギー量に合わせた生活をする。
自然を活用した生活スタイルにシフトすることが重要。」
とアーリーさんはおっしゃっていました。
自然の恵みやありがたみを感じながらのライフスタイルですね。
その為のノウハウを一つ一つお話してくれて、質問に対しても丁寧にお答えしてた アーリーさんご夫婦はとても気さくで気持ちの良い方達だったなと感じています。
現在は「まいまい2号」で年に数ヶ月間、全国を旅しながらキャンパーやパーマカルチャー に関するイベントに参加したり、ご自身も講演を行っているそうです。
今度、沖縄に行った際は、是非お会いして興味深いお話を聞きたいです。