今回は自作のハイエースキャンピングカーの詳細を書いてみようと思います。
断熱の必要性
床、側面と断熱処理が終わったので天井の断熱処理に取り掛かりたいと思います。
夏は太陽からの直射日光で火傷するくらい暑くなりますし、
冬はスキー場とかに行った時など雪がドカッと積もってしまう時もあったりと一番過酷な条件にさらされている部分です。
作業開始!
作業① 天井パネルの外し
天井の内張単体を外すことが出来ない。
サイドのピラー等を外してから天井の内張を外します。
そうすると鉄板と天井の間にクッション素材が付いていますので、それも剥がしてしまいます。
リアのエアコンも天井に付いていると作業の邪魔になってしまうのですが、ガスの配管等があって完全に取り外すことは出来ないので固定しているボルトだけ外しました。
補足
シリコンで劣化部を塞ぐ
天井の内張を外して気づいたのですが、天井の鉄板とフレームとの接着部分が劣化して割れていたのでしてシリコンで埋めました。
雨音対策!ルーフデッドニング!
◆「デッドニング」とは
車体内部の鉄板に制振材等を貼って強化し、車外からの音や振動を響きにくくしたり(デッド=響きにくい、反響しにくい)スピーカーからしっかり音が出るようにする作業のこと。
ルーフをデッドニングすると上からくる雨音対策はもちろん、下からくるロードノイズ対策にもなり、車内の静寂感が増します。
本来デッドニング使う材料はシンサレート・レジェトレックス・エプトシーラーなどを使います。
- シンサレート/吸音材:ポリプロピレンマイクロファイバーとポリエステル短繊維を特別な製法で一体化した不織布です。
- レジェトレックス/制振材:音は振動で伝わるので、振動を吸収してくれるデッドニングではポピュラーな材料です。表はアルミニウム、裏面は黒い接着面になっています。
- エプトシーラー/防音材:仕上げはエプトシーラーというモチモチッとした低反発シートのようなシートで音を防ぐ効果があり、更に吸音にも効果があります。